元汚部屋住人が教える、汚部屋脱出方法blog

水回りの掃除その2、お風呂を掃除しよう

お風呂は1日の疲れを洗い流す場所。ここが汚くては、取れる疲れも取れないですよね。毎日使う場所ですから、徹底的に綺麗にしておきたいものです。

お風呂は、ステンレス、ホーロー、タイルなど、素材によって掃除方法が違います。蛇口などは一般的にステンレス製でできているので、キッチン掃除と同じように、水垢取りラップが役に立ちます。浴槽はちょっと範囲が広いので、ラップではなく、浴槽用洗剤や重曹で洗うのがベストです。

また、どうしても取り切れない頑固な水垢は、メラミンスポンジや、キッチンスポンジの硬い面、または耐水性の紙やすりで1000番台以降の目の細かいもので優しく擦ってみましょう。力を入れ過ぎると傷がつき、錆や腐食の原因になるので、優しく円を描くように擦ると傷がつきにくいです。

水垢の次に気になるのが、ヌメりや黒カビですね。よくピンクの汚れがついているのを見かけませんか?あれはピンク色の菌なのです。正確には、「ロドトルラ」という酵母の一種ですが、見た目やヌメりが気になりますし、放置しているとそこに黒カビが発生しやすくなるという厄介なものですので、見つけたらすぐに洗い流しましょう。このピンクのヌメりは普通の浴室用洗剤でも充分に落ちます。

発生してしまった黒カビは、黒カビ用の洗剤を使うしかありません。黒カビは取りにくいだけでなく、人体に有毒ですので、キッチリ駆除しておきましょう。黒カビ用洗剤を使う時は、充分に換気をして、手袋とマスクを装着してください。この3つ、もはや掃除の三種の神器です。あと、洗面器やシャワーヘッド、シャンプーやリンスの容器も意外と汚れていますので、ジャブジャブ洗ってください。

流す時は、熱いシャワーで泡をすすいでから、冷たいシャワーで冷却するように洗い流すとカビの繁殖がある程度防げます。また、水滴を拭き取ったり、窓があるお風呂なら全開にして浴室を乾かすと、さらにカビが発生しにくい環境になります。カビ防止剤もありますので、徹底したい人はそれを使いましょう。