元汚部屋住人が教える、汚部屋脱出方法blog

今までの部屋と、キレイになった部屋を見比べてみよう

キレイになった部屋を、全体が映るように写真に撮ってみましょう。一番最初に、客観視するために撮った画像、残していますよね。それと見比べてみましょう。こんな中で生活していたのか!という驚きと共に、ここまでキレイにできたという達成感、自信が湧いてきます。やればできる!という成功体験は、何事にも大切なことです。

また、こんな部屋に戻りたくない!という気持ちを固めることもできます。ビフォーアフターを比べることは、色々と有益なのです。これまで、掃除の日々で大変だった人もいるでしょう。気持ちが乗らずに、思ったよりも時間が掛かってしまった人もいるでしょう。でも、画像を見比べて満足いく部屋になったなら、もう汚部屋は完全脱出です。おめでとうございます!

綺麗な部屋で過ごす日々は、本当にゆったりとした、穏やかな気分になれます。部屋の中で探し物をすることもないし、何かがどこかで腐って変なニオイを発することもありません。ホコリで咳き込むことも、目が痒くなることもありません。いつでも人を呼べるし、好きな雑貨で部屋をコーディネートする楽しみも増えます。

「ホコリで人は死なない」という言葉をよく聞きますが、確かにホコリで死ぬ人はいません。しかし、じわじわと心が弱っていきます。汚い部屋でウンザリ、という時点で、心にダメージを負っているのです。それってすごく損なことですよね?

だから人は、掃除をするのです。自分のために。また、こんな言葉もあります。「清潔は貧乏に許された唯一の贅沢だ」私の好きな言葉です。どんなに貧しくても、雑巾とホウキさえあれば、部屋を綺麗にするのにお金は掛からないのです。私が汚部屋だった頃は、ゴミ袋代も掛かりましたが、それでも、数百円ほどです。綺麗部屋なら、その数百円も節約できます。いいことだらけですね。

私はこれからも掃除を続けます。汚部屋に戻らないために。時々、嫌になることもあります。でも、掃除した後の綺麗な空間はそんな気分を吹き飛ばしてくれます。綺麗な部屋で、良い人生を送っていきたいものです。