元汚部屋住人が教える、汚部屋脱出方法blog

思い切って…持ち物を最低限まで減らしてみよう!

汚部屋から中間部屋まで脱出できた人も、まだ汚部屋の人も、掃除していると必ず思うことがあります。それは、「なんでこんなにモノが多いんだろう?」と。同じような服が何着もあったり、ハサミや爪切りが何本もあったり。また、片付けているうちに、失くしたと思ったモノが発掘されることもあります。

そう、汚部屋ではモノを紛失しやすいので、買い足してしまうことが頻繁に起こるからです。これが、モノが増えてしまう現象の正体です。使う頻度が少ないモノほど、ゴミやモノの中に埋もれてしまいます。そして、いざ必要になった時に見つからず、仕方なく買い足す、というサイクルが出来てしまい、1つで充分なモノが2つ、3つと増えてしまうわけです。

まずは、そういった1つあれば事足りるモノから整理してみましょう。例えばハサミは、部屋用とキッチンハサミの2本で充分です。他は捨ててしまいましょう。もったいないと思う人は、知人に譲るなどすればゴミになりません。スペアとして取っておくこともアリですが、ハサミはそうそう壊れません。どうしても捨てられない時は、1年ごとにハサミを交換していけば、いつかハサミは1本に減ります。

そういった具合で、他のモノもどんどん処分していきましょう。いらない服は切っておくと、ウエスとして雑巾になります。使って汚れたらすぐ捨てられますので、後々の掃除に重宝します。捨てるのも勿体ない、かと言って取っておくのも微妙なモノは、5秒以内に使い道を思いつかなければ捨てる、または1年保管して1度も使わなかったら捨てる、という風にすると、あれを捨てなければ良かった!という後悔をせずに済みます。

持ち物を減らすというのは、結構な決断力が必要です。ですから、年単位で減らしていった方が、何が本当に必要なのかが分かりやすいのです。1年後には、今よりさらにスッキリとした部屋になり、最低限かつ必要なモノだけが残ります。