元汚部屋住人が教える、汚部屋脱出方法blog

水回りの掃除その1、キッチンを掃除しよう

汚部屋住人が一番掃除をやりたくない場所、それは水回りです。置きっぱなしの食器、いつ使ったかわからない鍋…。自炊をしない人でも、キッチンはドロドロになりがちです。でも、いつかはやらなくてはならない場所。気合いを入れていきましょう。

カビやヌメリなど、直接手で触りたくないものがかなりあるのが想定されますので、ゴム手袋は必須です。ニオイも気になるのでマスクも装着しましょう。服も汚れていいものを着たほうが、汚れた水が掛かっても平気ですね。生ゴミがあるようでしたら、水気を切って新聞紙などの紙類に包み、ビニール袋に入れてからの方が、虫の発生や悪臭を防げます。ゴミ出し日の前日にするのがベストです。

片付け方は、部屋の掃除と一緒。まず、食器などからジャブジャブ洗って片付けてしまいましょう。床の可視率を上げるように、キッチンの可視率も上げるのです。シンクやコンロ周りを掃除するには、障害物を無くしてからでないと邪魔になります。食器類が片付いたら、キッチンに置いてあるものを全部撤去しましょう、新聞紙などの上に並べておくと、床が汚れずに済みます。

キッチンに何もなくなったら、これからが本番です!と、その前に、食器洗いで疲れてしまった人は、一休みするか、明日に持ち越しましょう。疲れて嫌になってしまったら元も子もありません。もし、明日に持ち越す場合は、「水垢取りラップ」をしておくと次の日の掃除が楽になります。

水垢取りラップとは、水垢を取る洗剤や、クエン酸を溶かした水(クエン酸水)を、キッチンペーパーなど厚手の紙に吹き付けるか浸し、白くなった水垢に貼り付けます。乾燥防止のため、ラップを被せればOK。2~3時間もすれば、水垢が綺麗に落とせるようになります。

ちなみに、ナチュラルクリーニングに欠かせないクエン酸と並べられる重曹はクレンザーと同じ役割をするので、ペースト状にしておけばこびりついた汚れを取ることができます。鍋の焦げなどに重宝しますよ。

排水溝に設置されている水切りカゴも、恐らくヌメヌメですので、こちらは最後の最後に掃除しましょう。お勧めはスプレー式のキッチン用漂白剤です。まんべんなく吹き付けておけば、1分としないうちに綺麗になります。しかも除菌までしてくれるので、汚部屋キッチンには持って来いの掃除洗剤ですね。強力な分、取扱いには十分気を付けてください。基本は、マスク・手袋・換気です。

キッチンに残った水分を綺麗に拭き取れば、完了です。余力があれば、撤去していたキッチン用品や調味料の容器を拭きながら元に戻すと完璧です。これで、キッチンはピカピカ見違えるように綺麗になります。

この状態を維持するためには、使った食器はその日に洗うこと、水気を拭くことが一番です。掃除が習慣づくまでは、無理にしなくても大丈夫ですが、キッチンの大掃除は大変なので、なるべく心がけておくと後々楽になりますよ。