元汚部屋住人が教える、汚部屋脱出方法blog

掃除を見落としがちなところはここだ!

さて、ここで初心に振り返ってみましょう。今までは、床の可視率を上げたり、収納や掃除の仕方を重点的に書いてきましたが、あくまで目線から下の話でした。しかし、汚れるのは床や壁だけではありません。上を見上げてください。天井に、ホコリが貼りついていたりしませんか?もしかしたら、クモの巣もあるかもしれません。

そう、目線に入らないところこそ、見落としがちな掃除ゾーンなのです。照明のカサだとか、蛍光灯の上だとか、鴨居の上だとか、挙げていったらキリがありません。よく、テレビドラマなどで、お姑さんが障子の枠を指で撫でて、掃除が不行き届きだ!とお嫁さんに怒るシーンがありますが、まさにそういうところです。

見えないのだからそのままでいいんじゃないか、と思うかもしれませんが、とんでもない!風や振動で、積もっているホコリが下に落ちてくるのです。掃除しているはずなのに、何でこんなにホコリが出るんだろう?という人は、そこに溜まっているホコリがスゴイことになっていると考えていいでしょう。

また、エアコンも見落としがちな掃除ゾーンです。エアコンの上もそうですが、フタを開けるとフィルターがホコリでびっしり!なんてことがよくあります。フィルターのホコリは見た目よりも簡単に取れますので、掃除機で吸い込みましょう。隅っこにあって吸い込みきれないときは、綿棒などで掻き出すのが有効です。あまり力を入れ過ぎて、フィルターを破らないように気をつけましょう。ちなみに、エアコンフィルターの掃除の目安は2ヶ月と言われています。

同じように、扇風機も結構ホコリだらけです。ホコリまみれの扇風機を使うということは、部屋にホコリを撒き散らかしているのと同じです。扇風機はエアコンよりも掃除が楽ですので、夏場使う前は拭き掃除をしておきましょう。

その他、テレビ画面、ゴミ箱の中、本棚の本の上、ラック棚のパイプ部分、換気扇、洗濯機…部屋が綺麗になったからと言って。掃除する場所がないということはありません。綺麗部屋の人の中には、掃除するところがなくて困っているという人までいます。部屋は、突き詰めればどこまでも綺麗になっていきます。

何度も言うようですが、一気にしようと思わないこと!もう掃除するところがなくなったなーと感じたら、隠れた掃除ゾーンを掃除する時期です。